アメリカ人のジム
自転車にライトを取り付けてくれたり、部屋にネットを取り付けてくれたり、ドアの内側のカギがかかるよう直してくれたり、ヨガを教えてくれたり…と、色々世話になったのですが、がんが見つかり、祖国で治療することに。
独り者なので、お姉さんが付き添うとのこと。
あんなに、ヨガ、自然食、電磁波遮断、フルーツ断食、サウナ等健康に異常にこだわっていて、
携帯の電磁波が怖いから、基地局のない田舎の一軒家に越すんだといってたけど、
一向に引っ越しの気配なきまま、祖国に帰国することになったわけです。
彼の部屋は、ベッド上には電磁波遮断シート、自分で作ったサウナ、健康食品やフルーツジュースを作るジューサーやら、電磁波予防の石だの置物だのが満載でした。
あんなにヨガや体操に熱中していた健康オタクでも、がんになるのか!とちょっと驚き!
ベトナム戦争従軍経験のある、かなりの年配者だから、年を取れば誰でも病気にってことなんでしょうか。
アメリカ人のポール
奥さんはタイ人で、夫婦睦まじく、よく屋上のプール際で談話してたり、バイクに2人乗りしてでかけてました。
白内症の手術をバンコクの病院でした後、又具合が悪くなって入院し、今は奥さんが独りでコンドにいます。
彼も親日的で、私を食事に招待してくれたり、日本の様子をききたがったりしたよき友人夫婦です。
早くコンドも戻れますように。
退役軍人のタイ人のおじさん
コンドに2部屋を所有し、奥さんと娘さんとで2部屋に住んでましたが、戸建を立てて引っ越しました。
私の隣の隣の部屋で、コンドの新年会や自室でのお茶に招いてくれました。
でも、タイ語も、彼の英語もよくわからないので、意思疎通はイマイチでしたが。
タイは、ベトナム戦争ではアメリカの友軍だったので、彼もベトナムに赴き、ジムとは戦友とのこと。
(今でもラインで挨拶を送ってきますが、音楽やスタンプ以外は、タイ語なのでわからない。)
2部屋とも譲渡したらしく、新所有者が、今イノベーションの最中です。
こんな新年カードをおくってくれました
隣室にいたイスラエル人イタイ
彼はまだ50才前(48歳)で、リタイアメントビザが取れないので3か月おきにラオスにいってビザの更新をしてました。
イスラエル人の彼は、「タイでは3種類のビザが取得でき、順番に使っている、もうすぐ50になる、そしたらリタイアメントビザに切り替えるから3か月ごとの更新が不要になる」といって50歳になるのを心待ちしてました。
当初は隣室だったので、彼のネット(3BBのWIFI)を私が使い、月300B(≒900円)でシェアーしてました。
(後に別の広い部屋に引っ越したので、引っ越し後は、私は独自にADSLを契約し毎月600B払っています。)
NYマーケットでデイトレしていた彼は、私にもデイトレを奨め、日経平均オプションについて、色々教えてくれました。コンピューター取引の話とか、チャートの見方とか、ピボットラインの引き方や更新方法とか…。
中古20年とかのBMWを購入したあとは(多分みせびらかしたくて)日本に行き来する私を空港まで送り迎えしてくれました。
ところがなんと、先月(2月)25日にソファーにかけたまま心臓麻痺で急死!
たまたま一緒いた知人がセキュリティーを呼んで心臓マッサージを施したけど、蘇生せず、
救急車で病院に運ばれたときは、既に死亡確認されたとのこと。
すぐにイスラエルの親族が来て、遺体は病院から直接イスラエルに空輸されたたそうです。
本当に驚きました。
体が大きくて屈伏、「バイクで複雑骨折後、金属を入れたので足が十分曲がらない」とはいってたけど、
心臓に持病があったわけではない。(本人も親族も知人もそういってた)
50歳目前で、そんなに簡単に死んじゃうの!ってかなりショック。
海外での独り暮らしでの突然死
ひとごととは思えません。
ご冥福をお祈りします。
駐車場にはまだ彼のBMW, 大型バイク、スカイダイビング用の器具が遺されていました。
(タイのコンドはどこでも車やバイクの駐車料金は不要、車両税もないので放置していても問題がない)
スカイダイビング用の器具